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国営放送その2 ~出発~

それから数日後、海外でのちょっとした用事(南アフリカで開催されたとある大会)を済ませて帰国した僕は、その足で中山先生の元へ向かった。
その日は中山先生のマネージャーとして東京のNHKに行く予定であった。

中山先生宅に着くと、すでに塾生の豊田さんが門前に立っていた。

「豊田さん、おはようございます!」
「おお後藤か、大会はどうだった?」
「豊田さん! 会って早々何なんですか! いい加減にしてください! 大会ってなんですか! その話は二度としないで下さい!」
「ふふふ、相変わらずだな、お前らしいよ、でもお前のそんなトコロ嫌いじゃないよ」
うふふ、おほほ、なはなは、と二人そんな感じで談笑していると、徐々にテンションが上がってきて気が付けば二人とも目を血走せてうおおおおおおおおおおお!!!! と絶叫していた。

「やかましいんじゃ! 人の家の前で何言うとんねん!」
怒号が響き渡った。
はっとして(グー!)二人ともその方を向くと、そこにおわしたのは誰あろう中山市朗先生であった。

「先生! おはようございます!」
「おはようやないわ! ケツの穴みたいな顔しやがって!」
「先生! 私はケツの穴ではありません」
「アホ! いちいち乗っかるな! こんな所でぼやぼやしてたら時間に間に合わんわ! 早よ行くぞボンクラども!」
中山先生は自転車に跨ると颯爽と漕ぎ出した。
「先生ぇ~、自転車で東京まで行くんですかあ? それはちょっとわんぱく過ぎやしませんかあ?」
「ドアホ! 駅までじゃ!」


そんなこんなで僕たちは東京に向けて出発しました。


つづく。
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後藤利彦

Author:後藤利彦
図書館と吹奏楽の事で頭がいっぱいです!

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